■私の生活と犬の存在 1992年に、この地に、難病を抱えた義理の母の介護の為に、引越ししてきました。1996年に、長男が、年少に入ると、義理の母も寂しくなるだろうと思い、先代・さくらを家へ迎い入れました。2000年、「介護法が、政令された年」 義理の母は、ショートスティ中に倒れて、「介護度・5」となり、認知症が、激しくなりました。(2009年現在は、介護度・4で、認知症専門グループホームに入所しております。) グループホームに入るまでは、家族全員で、「在宅介護の日々」。 そんな中、さくらは、時として、子供達の姉・弟・妹になり、三人で、力を合わせて、いつも、一緒。また、介護をしている私は、6年間で、二度の入院。その中も、さくらが、いつも、寄り添い、励ましてくれました。 |
■ドッグシェルターとの出会い 私の病気が、だいぶ良くなったので、娘が、「ワンBlog」を始めてみない?の一言からでした。そして、2007年 「運命の日」私のBlogに来て頂いている方の「Blog」へ訪問したところ…。あゆむの出身地・Dog Shelterの存在を知りました。 さくらも「高齢」になってきたこともあり、さくらの「相棒」を見つけようと…。そこで、出逢ったのが、あゆむです。あゆむも、殺処分のギリギリの所を、DogShelterの方々に救出されました。そして、我が家の子になりました。 本当なら、さくらとあゆむが、ずっーと、一緒にいると信じていた我が家族。別れは、突然、やってきました。さくらとあゆむは、わずか、一ヶ月と言う短い生活でしたが、二人にしか、分からないものがあったと信じています。私達家族の大変な時期や家庭崩壊になっても、おかしくない状況を救ってくれたのは、さくら。そのさくらが、突然、「虹の橋」を渡ってしまいました。私達家族は、「ペットロス」になってしまい、それを、助けてくれたのも、あゆむです。さくらとあゆむが、私達家族の「橋渡しでもあり」私達家族を、どんな時も、見守ってきてくれました。 |
■里親ボランティアへの想い 何時か?さくらとあゆむに「恩返し」をしたいと想っておりました。今回、ある事がきっかけとなり、「一時預かりのボランティア」を始める事になりました。しばらくは、小型犬・「シーズー」を中心にしていく予定です。この「ボランティア」に賛同してくれている方々がいて、この「一時預かりボランティア」を始められる事にもなりました。 |
■協力してくださる方々 ・天使が舞い降りた あねもね様 ・愛するベルと弟サム まるママ様 |
■捨て犬の十戒 NPO法人「日本ヒューマン&ペット協会」 作 1. 僕を迎えてくれた時の事は決して忘れません。 暖かい家族の中で幸せでした。ご主人様との楽しい思いでは決して忘れません。 2. ご主人様が望んでいるようには振る舞えなかったかもしれません。 僕はあまり可愛らしくなかったかもしれません。 でも、ご主人様に喜んでもらいたくて、精一杯頑張ったことだけは本当です。 3. ご主人様がいなくなっても、きっと迎えに来てくれると思って待っています。 側にいられなくなった訳は良くわからないけど… 僕を嫌いになったからじゃないと自分に言い聞かせています。 4. 僕を産んでくれたお母さん、お父さんに、ありがとうって言いたい。 こうして楽しい思い出を宝物にできたのも、命を与えてくれたからです。 生きているから味わえたのです。ありがとう。 5. 今は、たくさんの仲間たちと一緒に暮らしています。でもみんな悲しそうです。 僕もなぜか寂しい、物足りない気持ちでいっぱいです。 6. 多くの仲間達は、連れていかれ二度と顔を見ることもない毎日です。 そのときの悲しそうな目を見たことがありますか。 7. 一部の仲間達は、たまに新しいご主人が連れて帰ります。 ご主人様が迎えに来てくれないなら、僕も新しいご主人様に連れて行かれるかもしれない。 優しいご主人様だったら嬉しいけど……… 8. 僕にはご主人様を選ぶことはできません。 でも僕を迎えてくれるご主人様が、どこかにいるかもしれない。 もしそうなったら、今度はもっともっと気に入られるように頑張ります。 9. ご主人様、早く僕を迎えに来てください。 そして今度こそずっとそばに置いてください。それだけが僕の願いです。 10. ご主人様、これだけは覚えておいてください。 僕だって生きているということを。 心だってちゃんとあるということを。 天に召される最後の時まで、ご主人様に尽くしたいと思っていることを。 |